2010年09月05日

「育成のジェフ」復活へ、下部組織の改革

スポナビにジェフの下部組織(アカデミー)についてのコラムを書きました。

「育成のジェフ」復活へ、下部組織の改革

よろしければ、読んでみてください。



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2010年08月02日

小林祐希のメンタル面の変化

クラブユース選手権決勝で2ゴールをあげ、大会MVPに輝いたヴェルディユースの小林祐希選手。

活躍の様子はJFA TV(動画です)から。

彼に試合後、話を聞いたとき、メンタル面で印象に残るコメントをしていたので、一部を書き記しておきます。


(TV用インタビュー)
―5年ぶり2度目の優勝。感想を。
みんなに感謝です。俺だけの力ではここまで来られなかったです。

―2点目のFKについて。
FKをもらった瞬間、「これ入ったな」と思った。練習通りにできたのがよかったです。

―インナーに「ALL FOR VERDY」と書いていたのは。
ヴェルディのためにという意味で、みんな家族みたいなものなので。(ピッチに立つ)11人だけじゃないし、見に来てくれている人のためにもがんばりました。

―これからの目標は?
一日一日、自分に出された課題、練習を100%でやっていれば、未来、結果はついて来ると思うので、先のことというより、一日一日、明日から次のことを考えて、トップでやれるように練習に励みたいと思います。


(記者の囲みインタビュー)
―「FKをもらった瞬間、入ったと思った」って言ってたけど、そういう予感は年に何回かある?

準決勝のときも思ったし、決勝も思ったんですけど、なんなんですかね。苦しい時ほど「行けるんじゃないか」っていう気持ちになるんです。みんなの気持ちが俺の左足に乗り移ってくれているのかなという気にもなるし、支えてくれている人たちの思いもあるし、それをボールにぶつけるだけなんで。FKときのことはあまり覚えていなくて、(頭の中は)真っ白です。

―周りのためにという気持ちを持ってサッカーをやれるようになったのは、いつ頃から?

小学、中学、高1、高2までは本当に自己中というか傲慢で、自分でも俺が友達だったら嫌だな、こんなやつと一緒にサッカーやりたくないなって思うぐらいだったんですけど、トップに行って人のためにとか、誰かのためにとかを考えながら自分で意識しながらやることで、そうなれていったと思います。厳しい戦いになればなるほど周りの力とか、団結が必要。(サッカーは)チームスポーツなんで、そういう気持ちを忘れずにやっていきたいです。

―今年のチームは団結心があった。チーム作りの中でどんな役割をしようと意識していた?

みんな優しくて、ミスをしたときに強く言える人がいなかったので、嫌われてもいいから、しっかり言える人になりたいと思っていました。トップでいうバウル(土屋)さんのように、喝を入れられるような。その辺、自分はまだ子供で、みんなには言い方がキツいと思われているかもしれませんけど、喝を入れる言葉を意識してかけるようにしていました。最初は文句みたいな感じだったんですけど、最近はかけ方も覚えてきたので、よかったと思います。

―トップでプレーしている選手は小林君だけ。どうやってチームを引っ張って行こうと思っていた?

点を取ること、球際でボールを取ること、取られないこと。うまさというよりも強さですね。心の強さとか。口で言うよりもプレーで見せるのが一番だし。そこで違いを見せられなかったらダメだと思っていました。

―精神面の変化がプレーに大きく影響した?

そうですね、絶対に。レイソルの人たちよりもメンタル的に落ち着いていたかもしれないし、大人だったかもしれない。だから勝てたんだと思います。

―大会を通じて、成長できた部分は?

勝ちにこだわる。仲間を信じる。気持ち。全部メンタル面ですね(笑)。プレーは自信を持って、できると思ってやっているので。だからメンタル面が重要だと思います。


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以前の小林選手は心技体の「技」の部分が突出していて、それだけでサッカーをしている印象がありました。ところが、クラブユースの準決、決勝では技だけでなく、心の部分でもチームを引っ張っていました。

そこには、選手として一皮むけた姿があったのです。その理由が知りたくて、試合後にいくつか質問をしました。それが上記のコメントです。

彼のような突出した能力を持つ選手は、メンタル面が伸びれば、プレーも自然と伸びていきます。コメントからも「プラス思考」「成功イメージ」「チームワーク」「コミュニケーション」といった、心理面で大切な要素に気づいたことを、うかがい知ることができます。

心技体のバランスがとれ、選手として一皮むけた小林選手。同世代の宇佐美選手や小野裕二選手に負けない活躍を期待したいです。

そして彼のプレーを見に、スタジアムに行きましょう!

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2010年07月22日

「メンタル」と「フィジカル」の合同ワークショップ報告

7月21日、私がGMをつとめます

Mentalista



SAWAKI GYM

様の協力のもと、
「メンタルトレーニング」と「フィジカルトレーニング」を
融合させた、合同ワークショップを行ないました。

その模様がこちらにアップされておりますので、
ぜひご覧になってみてください。

「心技体」の新しいトレーニングのカタチです。

Mentalista活動日記


posted by suzuki at 11:22| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月06日

海外でプレーする日本代表選手に聞いた、大切なこと

今日、海外でプレーする日本人選手と会って話をした。

取材ではなくプライベートだったのと、当人にその話をブログに書いていいかを聞きそびれたので、匿名で話を進めさせていただきます。


海外でプレーして、日本代表に戻ってくると「楽だ」と感じるそうだ。アジアの国を相手に戦う場合、相手はそれほど寄せてこない。だから、楽にプレーできるという。

一方、ヨーロッパの選手と戦うときは、「寄せる」ではなく「奪いに来る」という表現がぴったりくるほど、ガンガン来る。

日々、そのような環境で揉まれているから、自然と体の使い方をおぼえ、フィジカルコンタクトにも強くなる。

それが、日本に戻ってきたときに「楽だ」と感じる理由だ。


私が「日本とヨーロッパのサッカーの違いは何か」とたずねたら「1対1に対する意識」と答えた。

ヨーロッパの場合、攻撃でも守備でも「目の前の相手に勝つ」ことが最優先になるという。

だから、攻撃のときも守備の時も、サポートには行かない。

攻撃の時は「お前が目の前の敵を抜け」

守備の時は「お前が目の前の相手を止めろ」というのが、基本的な考え方になる。

日本の場合、その感覚は薄い。「個の力がないから、組織で突破しよう」と考えるのが「自然」になっている。

マイボールのとき、相手と1対1になったら、他の選手がサポートに走る。そこで数的優位を作って突破するというのが、多くの日本人の考え方だ。

練習や試合のなかで何万回とある1対1の場面で「俺が抜く」「俺が止める」と責任を負って、死にものぐるいでボールに喰らいつくのと、「味方が来るのを待って、数的優位を作ろう」「パスコースを切っておけばいいや」と考えてプレーするのとでは、どちらが上達するだろうか。

極端に書くと、前者がサッカーの強国、後者が多くの日本人の考え方だと思う。


「日本人は個の力が弱い」というのが、常套句になっている。

しかし、今日話した選手は「そんなことはない」と言う。その意見に私も同意である。W杯のとき、本田や長友、松井は個でも十分に通用していた。本田のフィジカルは対戦した国の選手と比べて、なんら見劣りするものではなかった。

そこで考えた。日本の場合、「個の力が弱い」というのがエクスキューズ(言い訳)となり、個を伸ばそうとする意識が少しばかり低いのではないだろうか、と。それは育成年代に限らず、プロも含めた全ての年代において、である。


もちろん、私の知る限り「個を伸ばそう」と指導している方はたくさんいる。しかし、それはあくまで少数派だと思う。


現在の日本は「個の力が弱い」という思い込み(あえてこの表現を使わせていただく)が強すぎて、「個より組織」を重視した指導になってはいないだろうか。まずその考えを改めない限り、強い個はなかなか出てこないと思う。

プレーの一場面を切り取ると、1対1の場面で「こいつを絶対に抜く」「こいつを絶対に止める」と責任を負ってプレーしている選手がどれだけいるだろうか。その意識を強く持つ選手の数が多ければ多いほど、日本のサッカーは強くなる。

そのために大切なのは、指導者が選手に絶えず言い続け、選手に「プレーに対する責任」を負わせる環境を作ることである。

―了―

※その選手がプレーする国を特定しないために「ヨーロッパ」と書きましたが、これは伝統的にサッカーの強い国全般と考えていただければ幸いです。


posted by suzuki at 23:29| 東京 🌁| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月02日

7月21日(水)「メンタル」と「フィジカル」の合同ワークショップを行ないます

<タイトル>
第1回SAWAKI GYM&Mentalista合同ワークショップ

「だれでもできる体幹トレーニング」

〜プラス思考でトレーニングを楽しもう〜


<はじめに>
このセミナーでは、NESTA認定パーソナルトレーナーの澤木一貴と、メンタルトレーニング・コンサルタントの大儀見浩介が「プラス思考」で臨み、成果をあげるトレーニング方法について、実技指導を交えて紹介します。

・トレーニングが長続きしない
・真面目にやっているのに成果が出ない
・パーソナルトレーナーに興味がある
・メンタルトレーニングに興味がある

といった方々はぜひご参加ください。

<内容>
第1部 メンタルトレーニング
・プラス思考とは
・2人組のパートナーワーク
・プラス思考と人間の反応(4つのタイプと姿勢・表情・思考)

第2部 体幹トレーニング
・NESTA認定パーソナルトレーナーによる、筋力トレーニングの実技指導

第3部 講師によるパネルディスカッション&質疑応答


ぜひこの機会に正しい筋力トレーニングとメンタルトレーニングに触れて、日々の練習、日常生活に役立てていただければ幸いです。

<詳細>
対象:選手(中学生〜)・指導者・一般社会人・保護者
日時:7月21日(水)19時〜21時(開場:18時30分)
場所:早稲田予備校 13 時ホール6階(JR高田馬場駅徒歩2分)
   東京都新宿区高田馬場4-9-9
講師:澤木一貴(NESTA認定パーソナル・フィットネス・トレーナー)
    大儀見浩介(メンタルトレーニング・コンサルタント)
料金:一般 3,000円 大学生 1,500円 中高生 1,000円
(中高生に限り、チームなど団体(10名以上)での御参加は1人500円)

当日は動きやすい服装でご参加ください。

協力:ヒューマンアカデミー・スポーツカレッジ慨AWAKI GYM

参加希望の方は info@mentalista.jp まで

「ワークショップ参加希望」の件名で御名前・年齢・御所属

をお書き添えの上送信してください。

たくさんの方の参加を心よりお待ちしています。

問い合わせ先:オフィス・メンタリスタ
住所:東京都渋谷区渋谷1-19-8 2F
HP :http://www.mentalista.jp
posted by suzuki at 15:33| 東京 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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